世界の音楽シーンを見渡せば、常に基準点として君臨してきたのがジム・ダンロップとフェンダーの2大ブランドだ。彼らのプロダクトを理解することは、自らのトーンの座標軸を知ることに等しい。
ジム・ダンロップは、トーテックスをはじめ、滑り止め加工を施したマックスグリップや高密度樹脂のウルテックスなど、徹底してプレイヤーの操作性を追求したラインナップを誇る。ゲージごとのカラーリング分けなど、現場のギタリストが瞬時に判断できる設計思想は、現代のスタンダードとして定着した。
フェンダーは、セルロイド製ピックの「351シェイプ」に代表される不朽のクラシックを提供し続けている。独特の艶やかな手触りと、コードをかき鳴らした瞬間に広がるヴィンテージライクな中域の豊かさは、往年のフォークロックやポップスを奏でる上で今なお唯一無二の存在感を放つ。