挑戦を思い立ったら、まずは台所を見渡してほしい。高級な画材を買い揃える必要は一切ない。用意すべきは、ごく身近な3つのアイテムだけだ。
第1に「細口のソースボトル(ドレッシングボトル)」。ペン先のように細いノズルが付いた容器は、思い通りの線を描くための必須アイテムだ。第2に「傷のないフッ素樹脂加工のフライパン」。表面加工が劣化していると生地がくっついて剥がす際に大惨事を招くため、表面が滑らかなものを選ぶ。第3に「薄手でしなやかなシリコンターナー」。生地の下にすっと滑り込ませる柔軟性こそが、繊細なアートを傷つけずにひっくり返す命綱となる。