水沢アキのキャリアを語る上で欠かせないのが、世界的写真家・篠山紀信とのコラボレーションです。1970年代の『激写』シリーズから始まり、1990年代に発表された『Aki Mizusawa 1975-1995』に至るまで、彼女の肉体美と女性としての成熟は写真芸術の領域へと昇華されました。
当時、アイドル出身の人気女優が本格的なヘアヌード写真集を出版することは前代未聞の挑戦であり、世間に強烈なインパクトを与えました。彼女が体当たり演技やヌード撮影を決断した理由には、バブル崩壊後の巨額の負債を返済するという個人的な背景や、女性としてのありのままの美しさを写真に残したいという強い意志がありました。逆境を武器に変え、堂々とカメラの前に立った姿は、多くの女性からも大きな共感を集めました。