近年、ソーシャルメディアを中心に大きな議論が巻き起こっている。X(旧Twitter)上で「ジャンボタニシを田んぼに放せば雑草を食べてくれるため、無農薬栽培の強い味方になる」という誤った情報や自己流の試みが拡散されたのだ。これに対して現場の農家や専門家からは激しい懸念の声が噴出している。
Yahoo!ニュースをはじめとする大手報道機関でも取り上げられた通り、柔らかい雑草を食害した後に残るのは、植えたばかりの柔らかいイネの苗だ。雑草がなくなれば、一転して主食である主産物を根こそぎ食い荒らし、水田に壊滅的な被害をもたらす。こうした無秩序な拡散行為は、個人の圃場(ほじょう)にとどまらず、地域全体の農業基盤を脅かす事態へと発展している。