女性コンビの実力を測る上で欠かせないのが、年末の風物詩となった『女芸人No.1決定戦 THE W』と、漫才最高峰の『M-1グランプリ』における戦績です。
2017年の第1回大会以降、『THE W』は女性芸人のステータスを大きく塗り替えました。阿佐ヶ谷姉妹、3時のヒロイン、オダウエダ、天才ピアニスト、紅しょうがといった歴代優勝者たちは、単なる一発屋で終わることなく、それぞれの得意分野を武器に第一線で活躍を続けています。大会初期に囁かれた「レベルのばらつき」という声は完全に払拭され、現在では決勝進出そのものが超難関とされるハイレベルなトーナメントへと進化しました。
一方で、男女混成の最高峰バトルである『M-1グランプリ』においても、女性コンビの足跡は確かな光を放っています。古くは2006年にアマチュアとして初の決勝進出を果たした変ホ長調がセンセーションを巻き起こし、2026年には結成わずか2年強のヨネダ2000が女性コンビとして16年ぶりとなる決勝進出を達成。審査員や全国の視聴者を唸らせる独創的な漫才を披露しました。
上方漫才界の至宝であり『M-1』審査員も務める海原やすよ ともこのように、劇場のトリを務め続けるレジェンドの背中を追い、女性コンビが賞レースの頂点を本気で射程に捉える時代が到来しています。