厚生労働省が示す食品衛生ガイドラインや、日本食品衛生協会が推奨するマニュアルでも、作業着の適切な管理手順は最重要項目として位置づけられている。単に高性能な衣類を買い揃えれば済むという話ではない。
工場内で指導的立場を担う食品衛生管理者には、制服の着用ルール徹底から洗濯・消毒サイクルの構築に至るまで、厳格な運用モデルの確立が求められる。実際、一次汚染を防ぐためのリネンサプライ業者との連携や、自社内でのコロコロ(粘着ローラー)掛け作業の標準作業手順書(SOP)化が、安全性を担保する強固な土台となるのだ。