二人の歴史を語る上で、やはり『JIN-仁-』は外せない。幕末の江戸へタイムスリップした現代の脳外科医と、彼を献身的に支える武家の娘。あの圧倒的な熱量は、単なる演技を超えた何かが現場に宿っていたからこそ生まれたものだ。当時、視聴率は驚異の30%超えを記録し、今なお「平成を代表する名作」として語り継がれている。
あれから長い年月が流れた。大沢は『キングダム』シリーズでの王騎役など、肉体派かつ圧倒的なカリスマ性を放つ役どころで新境地を開拓。綾瀬はアクションからコメディ、そして重厚な人間ドラマまでこなす国民的女優としての地位を不動のものにした。それぞれが独自の進化を遂げた今だからこそ、このコラボレーションは必然だったと言える。