避難所に行けば安心、という旧来の発想も限界を迎えている。感染予防やプライバシー保護の観点、そしてペット同伴避難のニーズの高まりから、自力で安全を確保する「在宅避難」を選択する世帯が急増している。
ただし、在宅避難が成立するのは「建物自体が安全であり、最低3日分以上の水・食料・非常用電源が確保されていること」が絶対条件だ。木造家屋の2階に避難する「垂直避難」も有効だが、ガラス窓の割れによる暴風の吹き込みや屋根の飛散リスクを冷静に評価しなければならない。親戚宅やホテルへの「分散避難」を含め、選択肢を複数持っておくことが生存率を分ける。