二二六事件が成功していたら?軍部独裁と昭和史のIfを徹底検証

二二六事件が成功していたら?軍部独裁と昭和史のIfを徹底検証

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しかし、クーデター成功の最大の壁となったのは、ほかならぬ昭和天皇の存在である。史実において昭和天皇は、愛顧する閣僚らを殺害した反乱軍に対し「朕が自ら近衛師団を率いてこれが鎮圧に当たらん」と激怒し、厳罰を求めた。

もし青年将校らが政府中枢を占拠し続けたとしても、昭和天皇が彼らを「正義の軍」と認める可能性は限りなくゼロに近かった。仮に武力を背景に大命降下を強要しようとすれば、皇室と陸軍の決裂という、明治維新以来の国体の根幹を揺るがす未曾有の憲政危機が到来していたはずだ。

前田 葵
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前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。