日本人エースとしてマウンドに君臨する山本由伸の登板日を現地で目撃できたなら、それは一生モノの体験になる。先発ローテーションを逆算して渡米スケジュールを組むファンも多いが、試合当日はプレイボールのかなり前から熱いドラマが始まっている。
山本が先発する日は、試合開始の約40分前にレフトスタンド裏のブルペンエリアへ向かうことを強く推奨する。張り詰めた空気の中、キャッチャーミットを激しく叩く捕球音と、研ぎ澄まされた集中力でシャドウピッチングを繰り返す投球フォームをフェンス越しに間近で目撃できる。メジャー屈指と評される美しいピッチングメカニクスを目の当たりにする瞬間は、息をのむほどの迫力だ。
なお、スタジアムへ持ち込めるバッグには極めて厳格な「クリアバッグ規定」が敷かれている点には細心の注意を払いたい。透明なプラスチックやビニール製のバッグ(サイズは12×12×6インチ以内)でなければゲートで没収または車・ホテルへ戻るよう指示される。小さなクラッチバッグ(5×9×2インチ以下)を除き、リュックサックや通常のトートバッグは一切持ち込めないため、手荷物は最小限にまとめてスタジアムへ向かうのが鉄則だ。