料理を一通り口元に運んだ後、クライマックスとなるのが「歯固めの儀」です。「丈夫な歯が生えますように」との祈りを込め、お祝い用の箸の先で歯固めの石にそっと触れ、その箸を赤ちゃんの歯茎に優しくあてがいます。強く押し付けるのではなく、触れる程度にとどめるのが作法上のポイントです。
用意するお祝い膳には、それぞれおめでたい意味が込められています。尾頭付きの鯛は「めでたさ」と成就を、赤飯は魔除けを、蛤の汁物は「良縁」を象徴します。行事マナーガイドを参照しながら料理の意味を家族で共有すれば、より深みのある記念日になります。