現在、外食シーンを牽引している注目の名店はどこか。食べログのスコアやSNSの予約争奪戦でも圧倒的な支持を集めるトップランナーたちを厳選し、その仕掛けと贅沢洋食の秘密に迫る。
堂々の第1位に輝くのは、東京・日本橋に威風堂々と店を構える「日本橋たいめいけん」だ。三代目シェフ・茂出木浩司氏が手掛けるプレートは、まさに伝統と革新の結晶。名物のふわとろオムライスに、黒毛和牛を使用した肉汁あふれる特製ハンバーグ、大ぶりの有頭エビフライが一堂に会する。一週間以上煮込んで作られる漆黒のデミグラスソースの奥深い苦みとコクが、料理全体を引き締め、まさに大人だけが許された贅沢の極みを体現している。
続く第2位は、銀座の気品が漂う老舗「資生堂パーラー」。伝統のチキンライスに銀のプレート、美しくカッティングされたポテトサラダに至るまで、一切の手抜かりがない。クラシカルな洋食技法を極限まで研ぎ澄ませたひと皿は、もはや美術品の風格すら漂わせ、予約枠は常に争奪戦となっている。
第3位には、フレンチ出身の新世代シェフが腕を振るうモダンビストロ系の店舗がランクイン。フォアグラのソテーやトリュフ香るマッシュポテトを大胆に盛り込み、クラフトビールやナチュールワインとのペアリングを提案するスタイルが、夜のディナータイムに新たな客層を呼び込んでいる。