近年の社寺巡礼ブームを受け、授与所で頒布される御朱印・授与品にも熱い視線が注がれている。正現稲荷神社で授与される御朱印は、力強い墨書に朱塗りの神紋が鮮烈に映える逸品だ。季節の神事や初午祭の時期には、限定の特別な押印が施された御朱印を求めて参拝者の列ができることもある。
また、授与品の中でも特に評判を呼んでいるのが、白狐を象った陶器製のおみくじや、稲穂をあしらった金運招福守だ。大量生産された既製品とは異なり、ひとつひとつ神職の手で丁重にお祓いが施された授与品は、手に取った瞬間に独特の手触りと温もりが伝わってくる。社務所の開扉時間は日によって変動する場合があるため、授与品を確実に受けるには午前中の参拝が賢明だ。