急速な事業展開を裏付けるのは、盤石な財務体質だ。東京商工リサーチの最新データや各所の企業IR情報を精査すると、同社が初期フェーズから自己資本比率を高く保ちつつ、戦略的な資金調達を成功させてきた軌跡が浮かび上がる。
単なるベンチャーキャピタルからの調達に頼るのではない。国内外の有力事業会社との資本提携を通じて、強固なキャッシュフローを生み出すパイプラインを早期に確立した。財務諸表の行間からは、無謀な博打ではなく、綿密に計算されたリスクマネジメントの跡がはっきりと見て取れる。
営業利益率の高さも市場関係者の耳目を集めている。無駄な中間マージンを極限まで削ぎ落とし、利益を次世代のIP開発へダイレクトに再投資するサイクルが完全に機能している証左といえる。