一般的なアフタ性口内炎を発症した場合、口内炎は何日で治るのかという経緯には一定のパターンが存在します。初期の違和感から2〜3日目で潰瘍が完成して痛みがピークに達し、適切な休養と栄養補給を行えば発症から約7〜10日で上皮が再生して痕を残さず自然治癒します。
しかし、患部の状態によってはセルフケアを中止しなければならないケースも潜んでいます。口内炎が治らない理由と病院への相談基準として、以下のサインが見られる場合は警戒が必要です。
「2週間以上経過しても縮小の気配がない」「潰瘍の境界が不明瞭で硬いしこりがある」「患部から頻繁に出血する」「一度に数え切れないほどの潰瘍が多発する」といった症状は、単なるビタミン不足ではなく、口腔がん(舌がん等)、前がん病変(白板症)、あるいはベーチェット病やクローン病といった全身性疾患の初期症状であるリスクを孕んでいます。痛みが引かない異常を感じた際は自己判断を避け、速やかに歯科・口腔外科や耳鼻咽喉科の専門医を受診してください。