玩具業界の勢力図は大きく塗り替えられつつある。これまで3歳児向けの定番といえば、頑丈なミニカーやシンプルな組み立てレール、キャラクターもののなりきりセットが市場を独占してきた。しかし、ここへ来て注目を集めているのは、スクリーンを使わずに論理的思考や物理の基礎を体感できる「ノンディスプレイスマートトイ」だ。
音声認識で指示を出しながらコースを走らせる新型トレインや、磁石の反発・吸着を利用して立体構造を学ぶ次世代ブロックが飛ぶように売れている。子どもの五感を刺激しながら直感的に遊べるプロダクトが、知育に関心の高い子育て層から熱烈に支持されているのが最新トレンドの骨子だ。ハードウェアの進化と安全性への配慮が融合した結果、選択肢の幅は数年前と比べて劇的に広がっている。