「少し中心が生っぽいけれど、カスタードのようで美味しいかも」とそのまま口にしてしまうのは非常に危険です。生焼けのパウンドケーキを食べることで激しい腹痛や下痢、嘔吐を引き起こす可能性が高いためです。
主な原因は小麦粉の生食による消化不良です。生の小麦粉に含まれるデンプン(ベータデンプン)は人間の消化酵素では分解しにくく、胃腸に大きな負担をかけます。デンプンが消化しやすい状態(アルファデンプン)に変化するには、水分を含んだ状態で約80℃以上の熱が一定時間加わる必要があります。
さらに、生地に使われている生卵由来のサルモネラ属菌や、小麦粉そのものに付着している可能性のある細菌による食中毒リスクも無視できません。特に小さな子どもや高齢者、体調が優れない方がいる家庭では、絶対に生の状態で食べることは避けてください。