ゆずのサウンドを決定づけている最大の要素といえば、天を突き抜けるような岩沢厚治のハイトーンボイスだ。一聴して彼だとわかる圧倒的な倍音成分と抜けの良さ。しかし、この唯一無二の歌声は最初から完成されていたわけではない。「路上の喧騒にかき消されない声を出そうとした結果、あの発声に行き着いたんです」。横浜・伊勢佐木町の路上時代、マイクもアンプもない環境で大観衆の耳に歌声を届けるため、彼が独学で編み出した喉の使い方がすべての原点だった。特別なボイストレーニングを受けることなく、日々の路上ライブという過酷な現場が彼の奇跡の声を鍛え上げたというエピソードは、まさに伝説と言えるだろう。
ゆず岩沢厚治が語るハイトーンボイスの秘密とソロ制作の舞台裏
•
•
1分で読める