175Rが歩んだ道のりは、決して平坦な消化試合などではなかった。インディーズから大手レーベルのユニバーサルミュージックジャパンへと移籍し、一躍トップアーティストの仲間入りを果たしたものの、急速な環境の変化と熱狂の渦は、メンバー各自に大きなプレッシャーをもたらした。まさに波乱万丈な経歴と呼ぶにふさわしい激動の連続だった。
日本の音楽業界がCDセールスの最盛期からデジタル化の過渡期へと差しかかる渦中で、彼らは絶え間ないツアーとリリースを重ねた。活動休止という重大な決断を下した背景には、過熱するブームの中で見失いかけた自分たちの音楽的アイデンティティを取り戻すための葛藤があった。栄光の裏にあった孤独と模索の年月が、現在のSHOGOという人間の深みを形作っている。