アマチュアゴルファー100名を対象にしたWebアンケートやゴルフ場関係者へのヒアリング取材では、実に73%以上のゴルファーが「同伴者のOB後の打数カウントに疑問を感じたことがある」「自分自身が数え間違えて同伴者に指摘された経験がある」と回答しています。
大手ゴルフ掲示板や知恵袋などでも、OBにまつわるリアルなトラブル事例が日々投稿されています。
【現場から寄せられたゴルファーの生の声】
「会社のコンペで、同伴の上司がティーショットを右の山林に打ち込みOB。プレイング4から打ってグリーンに乗せ、2パットで沈めたのに、スコアカードに『5』と記入していた。前進4打から打って2オン2パットなら合計6打なのに、指摘すべきかどうかラウンド中ずっと胃が痛かった」(30代・男性営業職)
「初心者の後輩と回った際、セカンドOBの後にその場から打ち直した球を『3打目』と数えていた。1打目+2打目+1打罰で次は4打目だと教えたら、『えっ、ペナルティって1回につき1打じゃないんですか?』と大混乱。ゴルフ初心者スコア計算方法は、足し算の仕組みを紙に書いて見せないと直感的には伝わりにくいと感じた」(40代・アベレージゴルファー)
ゴルフは「審判のいないスポーツ」であり、自己申告が基本のジェントルマンズゲームです。しかし、プライベートコンペや競技ゴルフにおいては、意図的でないにせよスコアの誤記は厳しく処罰されます。競技規則におけるゴルフスコア誤記ペナルティでは、実際の打数より少ないスコア(過少申告)でスコアカードを提出した場合、即座に「失格(DQ)」となります(規則3.3b)。過大申告の場合は提出された多いスコアがそのまま採用されます。
スコアをごまかす意図がまったくなくても、OBの数え方を間違えて過少申告してしまえば、競技では失格、コンペでは「あの人はスコアをごまかす人だ」という不名誉なレッテルを貼られることになります。だからこそ、現場での客観的かつ厳密な打数カウントが求められるのです。