「相手を受け入れる」ことと「何でも言うことを聞く」ことは全くの別物です。ここを混同してしまうと、包容力ではなく単なる「都合の良い人」や「自我のない人」になってしまいます。
包容力のある人は、自分の中に明確な「軸」と「境界線(バウンダリー)」を持っています。相手の意見や失敗を受け止めつつも、理不尽な要求や自己犠牲を強いるような行為に対しては、毅然とした態度で拒否を示します。
「私はこう思うけれど、あなたの気持ちも分かる」というように、自己尊重と他者尊重が両立しているからこそ、相手依存の共依存関係に陥ることなく、健康的な信頼関係を築くことができるのです。