水景デザイン界の巨星・天野尚が生み出した「ネイチャーアクアリウム」の哲学は、現在のイモリ飼育シーンにも色濃く受け継がれている。自然の摂理に学び、石や流木で自然の構図を再現するその思想は、アクアデザインアマノ(ADA)が展開するシステムテラやパルダリウム製品群へと結実した。
佗び草マットを用いた壁面緑化や、極細のミストを発生させて霧の森を演出するミストフローの導入は、イモリの飼育環境を劇的に進化させた。無機質なガラス容器が、霧煙る熱帯雨林の渓谷へと変貌を遂げる。生体そのものの鑑賞にとどまらず、空間全体を一幅の絵画のように仕立てるカルチャーが完全に定着した。