なぜ親富孝から親不孝へ?福岡・天神の聖地が名前を戻した真相

なぜ親富孝から親不孝へ?福岡・天神の聖地が名前を戻した真相

なぜ親富孝から親不孝へ?福岡・天神の聖地が名前を戻した真相とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

ディスコブームと若者の急増は街に莫大な活気をもたらした一方、深夜の騒音や暴力行為、違法駐車といった治安悪化の問題を浮き彫りにしました。そこで2000年、地元商店街振興会などが中心となり、クリーンで明るいイメージへの脱皮を図って「親に富と孝行をもたらす街」という意味を込めた親富孝通りへと名称を変更します。

しかし改名後、全国的な少子化や予備校の再編、若者の流出先が大名や今泉エリアへシフトしたことなどが重なり、かつてのような爆発的な賑わいは徐々に影を潜めていきました。「親富孝」という字面では、長年培われたストリート独自の歴史やエッジの効いた魅力が伝わりにくくなったと感じる声も増えていきました。

転機が訪れたのは2017年です。地元有志で結成された「親不孝通り発展協議会」が、街の原点を見つめ直し、唯一無二のブランド力を取り戻そうと決断します。福岡市や警察の協力も得ながら、実に約17年ぶりに親不孝通りへの再改名が実現しました。自虐的な名称を誇りを持って復活させたこの取り組みは、全国的にも極めて珍しい事例として大きな話題を呼びました。

鈴木 陽菜
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鈴木 陽菜

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