親子で取り組む夏休み自由研究の題材としても、板のポテンシャルはずば抜けている。初めての木工工作にありがちな「のこぎりで怪我をする」「寸法が合わない」といったハードルを、規格化された木片が見事に解消してくれるからだ。
成功の秘訣は明快だ。切断作業を最小限にし、枚数の組み合わせによる立体パズルとして捉えさせること。ペン立てやスマートフォンスタンド、ミニチュアハウスなど、子どもが直感的にイメージできるテーマを選ぶと集中力が途切れない。また、制作のプロセスとともに「なぜこの板がかまぼこに使われていたのか」という食品保存の科学や森林資源の話をレポートに添えれば、単なる工作を超えた深みのある自由研究が完成する。