Q1:相手の指文字の読み取りが早すぎて全く追いつけません。どうすれば読み取れるようになりますか?
A1:指文字の「読み取り」は「表すこと」よりも難易度が高く、誰しもが通る壁です。まずは1文字ずつ完璧に読もうとせず、単語全体の文脈から予測する練習をしましょう。また、会話中であれば遠慮なく「もう一度ゆっくりお願いします」と手話や身振りで伝えて大丈夫です。読み取り専用の練習動画を0.75倍速などで再生して目を慣らしていくトレーニングも非常に効果的です。
Q2:指の関節が固く、見本通りの綺麗な形が作れません。伝わらないでしょうか?
A2:厳密に完璧な角度を作れなくても全く問題ありません。指の柔軟性には個人差があります。大切なのは「その文字を特徴づけている指(たとえば人差し指が立っている、親指が曲がっているなど)」が相手からしっかり見えることです。相手に手のひらを向けすぎず、やや斜め前を見せるように意識するだけで格段に読み取りやすくなります。
Q3:指文字だけで日常会話を手話のように行うことはできますか?
A3:指文字だけで全ての日本語を伝えることは原理的には可能ですが、文字数が多くなるためお互いに非常に疲れてしまいます。日常会話では「手話単語」をメインに使い、手話単語が存在しない固有名詞やニュアンスの補足として「指文字」を添える、というのが最も自然でストレスのないコミュニケーションスタイルです。