せっかく綺麗にセットしても、時間が経つと頭頂部がペタンコになったり、ゴムが緩んで崩れてしまうという悩みは絶えない。トップヘアメイクアップアーティストの河北裕介氏も重視するのは、ベースメイクならぬ「髪の土台作り」と「立体感のコントロール」だ。
河北氏流の極秘テクとして欠かせないのが、結ぶ直前のテンションの掛け方と、後頭部の引き出し方である。一度しっかり目に結んだあと、結び目を片手で固く押さえながら、もう片方の手の爪先で「点」を意識して髪を引き出す。面で引っ張るのではなく、細い毛束を数箇所だけつまみ上げることで、夕方まで崩れない美しい骨格補正シルエットがキープできる。さらに、あらかじめドライヤーで根元を立ち上げておくと、シュシュの重みに負けない立ち上がりが持続する。