配信限定で公開された『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』もまた、ファンの間で「名作」として語り継がれている。ナリタトップロード、アドマイヤベガ、テイエムオペラオーという「1999年クラシック三強」のプライドが激突する全4話は、無駄を極限まで削ぎ落とした濃密な本格派スポーツアニメとして高い完成度を誇る。
勝利を手にするのは常に一人だけ。敗れ去ったウマ娘たちが背負う孤独や無念、それでも前を向く強さを描き切る姿勢は一貫している。萌えやファンサービスに甘えることなく、泥臭く勝利をもがき求めるアスリートたちの群像劇だからこそ、私たちは彼女たちの走りに心を震わせ、涙を流さずにはいられないのだ。