人気絶頂期の1997年、飯島直子は人気ロックバンドTUBEのボーカル・前田亘輝と結婚を発表しました。美男美女のビッグカップルとして日本中から祝福を受けましたが、約3年半後の2001年に離婚に至ります。
当時、一部の週刊誌やワイドショーでは様々な憶測が飛び交いましたが、その真相は決して泥沼の対立ではありませんでした。報道各社の取材データや当時の本人の手記によれば、離婚の核心は「ライフスタイルの根本的な相違」でした。
音楽仲間との交流を大切にし、毎晩のように大勢で会食やゴルフなど社交的な時間を過ごす前田に対し、飯島は仕事をセーブして家庭に入り、手料理を作って夫の帰りを待つような温かな家庭生活を望んでいました。互いに好意や敬意を持ちながらも、すれ違いの生活が重なる中で、孤独感と価値観の溝が修復不可能なレベルまで拡大したのが実態です。
離婚発表時も記者会見でお互いを責め合う言動は一切なく、後年のインタビューでも相手への感謝の念を口にしています。世間で噂されたような「性格の破綻」や「不貞」ではなく、自立した表現者同士が互いの幸福を願った末の建設的な選択であったことが分かります。