ネット上の掲示板やSNSでは「学校の雰囲気が様変わりしたのではないか」という声も散見されますが、実際のキャンパスでは伝統と革新が混ざり合う独特の活気が生まれています。
大手進学塾の保護者説明会に登壇したOB・現役生の声からは、次のような実態が伝わってきます。
「以前はのんびりとした郊外の私立校という雰囲気もありましたが、新コース開設以降は、生徒同士で早稲田大学のどの学部に進むかを語り合うなど、学力に対するモチベーションが劇的に高まりました。一方で、指定校推薦の枠を巡る定期テスト前の緊張感は、かつてないほど濃密です」(在校生保護者の証言)
また、同校を語るうえで決して外せないのが、全国にその名を轟かせる「吹奏楽部ウィンドバンド」の存在です。全日本マーチングコンテストでの数々の金賞受賞歴や、イタリアのサンレモ音楽祭への招待演奏など、国際的にも高い評価を得てきた強豪クラブです。
進学校化に伴い部活動の継続を懸念する声もありましたが、実際には「文武両道」を象徴するフラッグシップとして健在です。厳しい練習を通じて培われる協調性や集中力は、進学実績と並ぶ同校の大きなアイデンティティであり、ウィンドバンドでの活動に憧れて入学を決める熱心な受験生も依然として後を絶ちません。