どれほど精妙なタイミングで飲用したとしても、たった数日の実践で劇的な変化を期待するのは幻想に過ぎない。外来の乳酸菌は、腸内に永久定着するわけではなく、日々便とともに排出されていくからだ。確固たる腸内フローラの基盤を築くには、絶え間ない補給が前提となる。
さらに、菌の働きを後押しするプレバイオティクス(食物繊維やオリゴ糖)を夕食に取り入れ、腸内の善玉菌に十分なエサを与える環境整備も欠かせない。冷やしすぎた飲料による消化管の急冷を避け、適度な常温に戻してから口に運ぶといった細やかな配慮が、長期的なバイタリティの差となって現れる。