「引き出しから過去のおみくじが何枚も出てきたけれど、そのまま一般ゴミと一緒に捨てたらバチが当たるのでは」と不安になる声は絶えません。おみくじ自体は神棚に祀る御札(おふだ)や御守りとは異なり、神仏の「お言葉」を伝える手紙のような位置づけです。そのため、ゴミとして捨てたからといって即座に祟りや災いが降りかかるわけではありません。
しかし、神聖な神意をいただいた紙を雑に扱うのは気持ちの良いものではありません。遠方の寺社で引いたなどの理由で返納に行けない場合は、自宅で塩を使ったお清めを行ってから処分するのが最も丁寧な手順です。
自宅で行う「塩清め」の具体的な手順は以下の通りです。
① 清潔な半紙や白いコピー用紙を広げ、中央におみくじを置きます。
② 感謝の気持ちを念じながら、おみくじの上に天然の粗塩(ひとつまみ程度)を左・右・中央の順で振ります。
③ 最後に紙でおみくじを丁寧に包み込み、各自治体の分別ルール(可燃ゴミ)に従ってゴミ箱へ出します。
この一手間をかけることで、心理的なわだかまりを残さず、清々しい気持ちで神仏の言葉を手放すことができます。