日本共産党は2026年の第29回党大会において、約23年間にわたり党の顔を務めた志位和夫委員長が退き、田村智子参議院議員が党創設以来初となる女性の委員長に就任する歴史的なトップ交代を行いました。志位氏は新設された党議長に就き、大所高所からの補佐役に回っています。
2026年現在、田村体制のもとで同党はSNSを活用したデジタル発信の強化や、子育て世代・女性層へのリーチ拡大を積極的に進めています。街頭演説や国会論戦でも、生活実感に根ざした言葉でアピールする場面が増加しました。
しかし、直面する構造的課題は深刻です。党員や赤旗購読者の高齢化が進み、組織基盤の縮小が続いています。野党共闘における他党との距離感の調整や、無党派層への支持拡大に向けたイメージ刷新など、歴史ある組織の伝統を守りながらいかに現代の有権者の共感を得られるかが問われています。