地域の消防団やボランティア団体は「緊急失踪捜索プロジェクト」を立ち上げ、SNSを活用した情報収集を開始した。スマートフォンアプリを連動させた捜索マップには、捜索済みのエリアと未探索のエリアがリアルタイムで可視化されている。
これに対し、インターネット上のデジタルジャーナリズムも即座に反応を見せた。現地からのライブ配信やオープンソースインテリジェンス(OSINT)を用いた位置情報の特定など、かつてないスピードで情報が交錯する。だが、そのスピード感の裏で、根拠のない憶測や個人情報の晒し上げといった深刻なノイズが捜査の撹乱要因になりかねないという現実も浮き彫りになっている。