大型犬特有の疾患である股関節形成不全や自己免疫疾患の予防においても、テクノロジーの活用が急ピッチで進んでいる。大館市の研究機関とIT企業が共同開発した専用の「スマート首輪」は、日常の歩行リズムや体温変化をリアルタイムで検知し、バイタルデータをクラウドに蓄積する仕組みだ。
AIが初期症状の微細な変化を検知することで、重症化する前に獣医師のアドバイスを受けられるようになった。このウェアラブル技術の導入により、これまでブリーダー個人の勘や経験に頼っていた体調管理や繁殖適期の見極めが数値化され、個体の長寿化と健康維持に大きく貢献している。