現在、参拝者の間で大きな話題を呼んでいるのが、季節ごとに意匠を変える美しい御朱印だ。神職が心を込めて墨書する力強い筆致と、境内の四季をあしらった鮮やかな押印。毎月デザインが変わる月替わり御朱印や、祭事の期間だけ特別に頒布される限定の御朱印を求めて、早朝から多くの愛好家が列をなす。社務所に漂う墨の香りが、訪れる者の心を落ち着かせてくれる。
知られざるご利益も見逃せない。誉田別命による勝負運や厄除けはもちろん、近年では「人生の転換期における迷いを断ち切る」「良縁を引き寄せる」という噂が口コミで広がり、起業家やクリエイター、婚活中の男女の参拝が急増している。境内の一角にある手水舎で身を清め、拝殿で深々と頭を下げる人々の表情には、真剣な願いと清々しい決意が満ちていた。