引っ越し先や賃貸住宅で「このエアコンにお掃除機能が付いているのか分からない」と悩む人は少なくありません。専門業者に依頼する際、タイプを間違えて申告すると当日の作業拒絶や追加料金トラブルに繋がります。
エアコンお掃除機能の見分け方には、明確な3つのチェックポイントがあります。
- リモコンのボタン表示:「手動おそうじ」「フィルター掃除」「おそうじ」という単独ボタンが存在するか確認する(「内部クリーン」は単なる送風乾燥機能であり、お掃除機能ではありません)。
- 本体の厚み(奥行き):壁からの出っ張りが30cm以上あり、前面が前にせり出している機種はお掃除ユニットが組み込まれている可能性が極めて高い。
- 前面パネルを開けた内部:パネルを開けてすぐメッシュのフィルターが見える標準機に対し、お掃除機能付きはプラスチック製のメカユニット、ギア、ダストボックスがフィルターの前面を覆っています。
こうした実態を踏まえ、近年では空調の専門家やミニマリストの間でお掃除機能付きエアコンはいらない理由が強く主張されるようになりました。
最大の論拠は、お掃除機能付きエアコンのデメリットがメリットを上回りやすい点です。「本体価格が数万円高く、クリーニング代も毎回約1万円高い」「電気回路が増える分、基盤やモーターの故障リスクが上がる」「最終的にカビが生えるスピードは標準機と大差ない」という3重苦を抱えています。自分で2週間に1回、フィルターを外して掃除機で吸える人にとって、初期投資と維持費を跳ね上げるお掃除メカは無用の長物に他なりません。