日本で初めて本格的なAO入試を導入した歴史を持つSFCだが、その変革の手を緩める気配は一切ない。ペーパーテストの偏差値では決して測りきれない「狂気的なまでの情熱」を秘めた人材を引きつける磁力は、2026年現在、さらにその強さを増している。
高校時代に地方都市で自作ドローンの物流網を試走させた者。気候変動データを独自解析して自治体に政策提言を行った高校生。多様化を極める選考を突破してきた者たちのバックグラウンドは驚くほどバラエティに富む。「何を学んできたか」ではなく「社会をどう変えたいか」という強烈な問いを突きつける選考スタイルは、画一化しがちな日本の大学受験界において、依然として眩しいほどの光を放ち続けている。