現場で最も苦戦するのが、海外の現地法人やサプライヤーを巻き込んだ脱炭素化の推進だ。
「本社の方針だからCO2を減らしてくれ」という直訳調の命令は、海外の現場では失笑を買う。「What is the baseline for your energy consumption?(エネルギー消費の基準値はどこか?)」「Where are the hot spots in your supply chain?(サプライチェーンのどこに負荷が集中しているか?)」と、相手のインセンティブに配慮した質問主導型のダイアログを組み立てる必要がある。
感情論ではなく、フレームワークに基づいた問いかけ。これこそが、国境や文化の違いを超えてプロジェクトを前進させる実戦的な英語コミュニケーションの真髄だ。