インターネットの海には、日々無数の情報が漂っている。特に著名人のスキャンダルに関する情報は、真偽を問わず爆発的なアクセス数を稼ぐコンテンツになりがちだ。今回の騒動も、ある匿名の投稿者が「次に逮捕される大物若手俳優」として彼の名前を連想させるような書き込みを行ったことがきっかけだった。明確な根拠や裏付けとなる報道が一切ないにもかかわらず、尾ひれがついて拡散したのだ。
PV(ページビュー)稼ぎを目的としたトレンドブログやまとめサイトが、この曖昧な情報をこぞって記事化したことも火に油を注いだ。検索エンジン対策として刺激的なタイトルが躍り、結果として多くのユーザーの目に触れることになってしまったのだ。悪意あるアルゴリズムの隙を突いた、典型的なフェイクニュースの拡散パターンと言える。