鬼殺隊の歴史において長年失われていた痣ですが、炭治郎が発現させたことを契機に、次々と柱たちへと伝播していきました。作中で明かされた痣の発現条件は、肉体を極限まで追い詰めた際に生じる以下の身体的数値です。
・体温が39度以上になること
・心拍数が200以上になること
通常の人間であれば生命の危機に直面する異常事態ですが、この死線を超えて生き残った者だけが、身体能力を劇的に跳ね上げる痣を発現できます。炭治郎が遊郭編で初めてこの状態に至った際も、毒に侵され、指を折られながらも全集中の呼吸を限界突破させた瞬間でした。
さらに重要なのは、「始まりの呼吸の使い手が一人痣を出すと、周囲の者たちも共鳴するように痣が現れる」という伝承です。炭治郎という起点が存在したからこそ、時透無一郎や甘露寺蜜璃をはじめとする柱たちも次々に過酷な条件を突破し、鬼舞辻無惨を追い詰める戦力を揃えることができました。