表舞台には立たなくとも、大野のクリエイティビティが枯渇したわけではない。宮古島にアトリエを構え、巨大なキャンバスに向き合う日々。さらに、現地のレジャー事業や不動産に関わっているという報道もある。彼は芸能界という狭い世界から飛び出し、より広いキャンバスに自分の人生を描いている。
歌って踊る姿だけが表現ではない。自らの手で魚を釣り、土をいじり、絵の具を塗る。その泥臭い生活こそが、今の彼の表現活動そのものなのだ。綺麗に整えられた爪よりも、絵の具で汚れた指先の方が、今の彼にとってはるかに価値があるのだろう。