「ネット通販で最安値のバッテリーを買い、オートバックスに持ち込んで工賃だけで取り付けてもらえば最も安上がりではないか」と考えるユーザーも少なくありません。しかし、ここにはいくつかの制度上の壁が存在します。
まず把握すべきは、バッテリー持ち込み交換費用の設定です。店舗で購入した商品の取り付けであれば工賃はワンコイン前後ですが、持ち込み品の場合は1台あたり2,200円〜3,300円(一部特殊車両はそれ以上)に設定されているケースが主流です。さらに、フランチャイズ店舗ごとに運営方針が異なるため、混雑時やピットポリシーにより「持ち込み作業自体を一律お断り」としている店舗も一部存在します。
もう一つの重要な盲点が、交換後の古いバッテリーの取り扱いです。鉛や希硫酸を含む自動車用バッテリーは自治体の一般ゴミ集積所には出せません。オートバックス店頭で新しいバッテリーを購入して交換した場合、廃バッテリー無料処分引き取りがサービスとして自動付帯します。一方で、完全な持ち込み交換や処分のみを依頼する場合、店舗によっては数百円の廃棄手数料が発生することがあります。
ネット通販での購入価格、持ち込み割り増し工賃、場合によっては発生する廃バッテリー回収送料を足し合わせると、結果として店頭で直接購入して交換してもらう総額と差額が数百円程度しか変わらないというケースも多発しています。保証適用の観点からも、店頭調達の手堅さが際立ちます。