施設から少し足を延ばすと、目の前に広がるのは「日本の棚田百選」にも選定されている下赤阪の棚田だ。幾重にも重なる斜面の田んぼが描く曲線美は、まさに日本の原風景と言える。
春には水が張られた田んぼが空の水鏡となり、夏には青々と育った稲穂が風にそよぐ。秋には黄金色の絨毯が山肌を彩り、冬には静寂に包まれた雪景色を見せる。季節や時間帯によって刻一刻と表情を変えるその景色は、写真愛好家やハイカーにとっても絶好のフォトスポットだ。道の駅の展望エリアや散策路から眺めるそのパノラマは、日頃の忙しさを一瞬で忘れさせてくれる力を持っている。