光ミュージアムの最大のアイデンティティとも言えるのが、マヤ文明の神殿やエジプトのピラミッドをモチーフにした壮大な建築美です。地上に見えるピラミッド部分は氷山の一角に過ぎず、延床面積の大部分が地下に広がるダイナミックな構造となっています。
一歩足を踏み入れると、地下へ抜ける広大な吹き抜け空間「光ホール」が広がり、天窓から降り注ぐ自然光と大理石のコントラストが幻想的な雰囲気を醸し出します。古代遺跡の神聖さと現代建築のシャープな意匠が融合した空間設計は、建築ファンにとっても見逃せないポイントです。
館内は段差が少なくバリアフリー設計も行き届いており、静寂に包まれた回廊を歩くだけで非日常の没入感を味わえます。展示品を見る前段階から、建築そのものがひとつの巨大なアートピースとして成立しています。