スクリーンデビュー以降、峯田は表現の領域をさらに広げていく。劇作家・脚本家の宮藤官九郎との出会いを経て、舞台や映画、TVドラマで癖のあるキャラクターを次々と好演。彼の持つ不器用で人間味あふれるニュアンスは、数々の名クリエイターを魅了した。
その評価を茶の間にまで浸透させたのが、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』への出演だ。ヒロインの叔父・小祝宗男役を演じた峯田は、ビートルズを愛する破天荒で心優しい人物を熱演。かつての過激なライブパフォーマンスを知るファンを驚かせると同時に、幅広い世代のハートを一気に掴んだ。ミュージシャンとしての衝動を宿したまま、人間ドラマの深みを生み出す役者へと進化を遂げた証だった。