優勝争いの筆頭として視線を集めるのは、やはり伝統と実績を兼ね備えた東海大学山形高等学校だ。抜群の選手層と洗練された練習環境を誇り、今年も区間賞候補をズラリと揃えてきた。彼らの強みは、誰が走っても大崩れしない圧倒的な安定感にある。
対する酒田南高等学校も黙ってはいない。粘り強い走りと勝負強さを身上とし、終盤での逆転劇を狙う牙城だ。両校のライバル関係は長年にわたり山形の長距離界を牽引しており、互いの存在がチームの限界値を押し上げてきた。今大会もこの2校が軸となり、互いの出方をうかがう熾烈な牽制劇が予想される。
東海大学山形高等学校が前半から逃げ切りを図るのか、それとも酒田南高等学校が後半のタスキリレーで追い詰めるのか。両雄の激突から目が離せない。