SNSやファンのコミュニティ、知恵袋などの掲示板では、富士スピードウェイの駐車場に関して毎年切実な体験談が投稿されています。現場で起きたリアルな証言を拾い上げると、カタログスペックだけでは見えてこない過酷な現実が浮き彫りになります。
「P1の指定券が取れたので意気揚々と決勝を最後まで見届けたら、駐車場から外周道路に出るだけで2時間半かかった。結局、東名に乗れたのは表彰式が終わってから4時間後だった」という声は、毎年後を絶ちません。利便性の高い場所ほど全員が一斉に出庫しようとするため、一歩も動けないデッドロック状態に陥りやすいのです。
対照的に、長年通い詰めるベテランファンの証言には明確な知恵が見られます。「レースが残り5周になった時点でグランドスタンドを離れ、P7の車内から場内FM実況を聞きながらチェッカーと同時に西ゲートへ向かった。待機時間ゼロで国道246号へ抜けられた」という機転を利かせた立ち回りです。また、「雨の日の芝生エリアに止めさせられ、帰りにタイヤが空転してスタックした。牽引ロープを持った親切なファンに助けられたが、泥対策をしていない車は絶対に舗装エリアを狙うべき」といった、天候リスクに関するリアルな教訓も寄せられています。