笹崎里菜さんのキャリアを語る上で外せないのが、2014年に起きた日本テレビの内定取り消し騒動と裁判です。大学時代に経験した短期の銀座クラブアルバイト歴を人事担当者に伝えたところ、「アナウンサーに必要な清廉性に欠ける」として内定を取り消された事件でした。
多くの就活生であれば泣き寝入りしかねない理不尽な通告に対し、笹崎さんは東京地方裁判所に地位確認を求める民事訴訟を提起。当時、キー局を相手取った前代未聞の法廷闘争は社会的な大ニュースとなりました。
この前例のない決断を陰で支えたのが、他ならぬ父親と家族でした。「娘の将来と名誉に不当な傷をつけさせない」という強い信念のもと、父親は全面的にバックアップ。結果として2015年1月に日本テレビ側が内定取り消しを撤回して和解が成立し、同年4月に無事入社を果たしました。逆境に屈しない強いメンタリティは、父親をはじめとする家族の揺るぎない愛情とサポートによって支えられていたのです。