四万十川が全国屈指のカヌーの聖地と呼ばれる理由は、大規模なダムが本流に存在しないことによる「極めて穏やかな水流」と「圧倒的な水質」の共存にあります。急流を下るラフティングとは異なり、四万十川のカヌーは鳥のさえずりやせせらぎに耳を澄ませながら、ゆったりと水上散歩を楽しむスタイルが主流です。
予約時に多くの方が疑問に抱く「カヌーとカヤックの違い」についても整理しておきましょう。一般的にシングルパドル(片側にブレードがある櫂)で漕ぐオープンデッキの舟を「カヌー(カナディアンカヌー)」、ダブルパドル(両側にブレードがある櫂)で漕ぐ舟を「カヤック」と呼びます。四万十川の体験ツアーでは、直進性と安定性に優れたシットオントップ型カヤックや、複数人でゆったり乗れるカナディアンカヌーが目的に応じて選ばれており、どちらも転覆しにくい設計となっています。