本作を語る上で絶対に外せないのが、映画全体を貫く圧倒的なサウンドトラックだ。グラミー賞受賞プロデューサー陣が書き下ろしたオリジナルトラックから、80年代・90年代のダンスクラシックスのリミックスまで、音楽ファンの琴線を揺さぶる楽曲が目白押しとなっている。
音楽コメディというジャンルの垣根を押し広げるような洗練されたギャグと、本気の音楽制作シーンのギャップ。それが観客の感情を激しく揺さぶる。試聴音源がSNSで一部先行公開されるやいなや、瞬く間に世界中でトレンド入りを果たしたことからも、その影響力の大きさが窺える。